オラオラオラトリー

私の日常で気づいたこと、書きたくなったことを書くための雑記です。

20代にもグッとくる 90年代夏ロック

今週のお題「夏うた」

ぅすぅす。オラトリーです。

実は初のブログ投稿となるのですが、今週のお題「夏うた」についてです。

夏うた、つまりはそう。夏に聞きたいうた。みなさんたくさん思い浮かべることでしょう。

そんな夏うた。今回は!邦ロック(個人的にはJ-ROCKの呼び方の方が好き)のある種、誰もが知る有名バンドが群雄割拠した成熟期であり、ある種、00年代の低迷から10年代の新たなシーンを切り開くのにつながった黎明期とも言える、90年代!この時期の夏ロックについて書こうと思います。

タイトルに「20代にもグッとくる」とあります。「今どきの子はそんなの聞かねーだろ」とお思いの方も多くいらっしゃるでしょう。

ズバリ言います。「聞かないけど、聞いたらめっちゃ高まる」が正解です。実際私がそうだったからです。半年ほど前にエレファントカシマシにハマったのをきっかけに、様々な90年代バンドの音楽を聴き、そのたびシビれてきました。

なぜその辺りの若者がハマるのか。それは、我々20代の耳には刷り込みのように90年代の音楽が入っているからです。小さい頃に見た絵や読んだ本、聴いた音楽はなぜか印象に残りますよね。我々は音楽番組や親が運転する車の中で、多くの90年代ヒットソングを聞いてきたのです。そしてその遺伝子レベルで刷り込まれたと言っても過言ではないメロディーと、苦悩に生きる日々に突き刺さる彼らの歌っていた歌詞が、すごく、染み渡るのです。

そんな90年代夏ロック、紹介させてください。。。!

 

1曲目 サザンオールスターズHOTEL PACIFIC」

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「いきなり90年代じゃないじゃねーか!」という怒号も聞こえてきそうですが。。。

そうです。何を隠そうこの歌、2000年にリリースされたのです。まあ、近似して90年代ということでお願いします。

90年代縛りを無視してまでこの歌を選んだのは、その「夏らしさ」、そして「ロック感」によるものです。

サザンは夏らしい曲が多いですが、特にこの歌、「あち~~~!!」と言いたくなるほど夏全開です。脳内には、大勢の人々が遊ぶ涼しげな海、陽炎の見えるほど熱い砂浜、そしてそのすぐ背後にそびえ立つ大きなホテル。看板には……「HOTEL PACIFIC」そんな光景が浮かんでいるはずです。

サザンの夏うたは「TSUNAMI」や「真夏の果実」など、少しロック感の薄い失恋バラードが多いのですが、「HOTEL PACIFIC」はガッツリロックと言って過言でないでしょう。

なんか車を走らせながら聞きたくなるような曲です。

 

2曲目 くるり「東京」

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こちらはれっきとした90年代ソングです。

先ほどと打って変わって落ち着いた曲です。落ち着きながらもサビでは力の入った歌い方をします。

そして夏感も「HOTEL PACIFIC」とは異なった、「夏真っ盛り!」という感じではなく、「夏始まるなぁ~」といった感じでしょうか。

くるりの曲は朝っぽい曲が多いのですが、これも例外でなく、朝昼晩で言えば間違いなく「朝」です。

夏の早朝にベランダでたばこでもふかしながら聞いたらめちゃめちゃ気持ちよさそうですね。

 

3曲目 Mr.Ghildren「君がいた夏

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ミスチルをロックバンドとして見るかは人それぞれでしょうが、ここでは私の魂に従ってロックバンドとします。

題名からして分かる通り、失恋ソングです。めちゃめちゃしんみりします。

この曲は明らかに夏の終わりの曲ですね。

「おもちゃの時計の針を戻しても 何も変わらない」「あの空の眩しさが 今でも」というような、少しの臭ささえも感じるおしゃれな歌詞がまたミスチルらしいです。

夏に失恋してしまった場合はぜひ、夕日を眺めながらこの曲を聴いてください。

 

ひとまず3曲紹介させていただきました。まずハズレはないはずです。

これらの曲を聴いて何か良さを感じた方は他にも自分の気に入る90年代のバンド、曲を探してみてください。

みなさんの夏がよいものとなりますように